2006年05月16日

スズメバチ

スズメバチ

前回の記事にこの作品に後ろ向きなこと書いておきながら、説明が無かったので書き足し。

話の流れは大筋で要塞警察と変わらない。

ストーリー
若い窃盗団が巨大倉庫を襲撃。警備員を締め上げ、首尾よくことをすますも、そこにの護送車がやってくる。アルバニア・マフィアの最高幹部アベディンを護送中に奇襲に遭い、逃げ込んできたのだ。窃盗団とラボリ中尉率いる特殊警察部隊が鉢合わせることになるが、共にアベディン救出部隊に囲まれて袋のねずみ。外からは差し込む鉛の雨。

不満なところ

@閉じ込められてからが話の肝なのに、前置きが長すぎる
誰が言ったのか忘れましたが映画評論家の名言。「ジャンルモノ、傑作の前置きは15分以内。」趣旨と離れたところでモタモタする作品は本題も間延びするものです。もちろん、例外もありますが。

Aそれだけ長く前置きに時間を使っていながら必然性にかける。『本来なら相容れない勢力が外敵を追っ払う為に協力する』はずが、窃盗団がお荷物。アウトローといっても訓練を受けた軍隊ではないから「しょうがない。」と言えばそれまでですが、力関係が極端なので、内部に対立が起こっても緊迫感無し。

Bフランス人特有のメンタリティ、内輪の人権意識。アベディンは麻薬、人身売買の大元であったにもかかわらず、主人公側のキャラが問題視するのはアベディンが個人的に行った強姦だけ。一つの涙に憤慨するなら千の涙にも憤慨しろよ、と。敵は非フランス人、描かれ方が爬虫類。

C突っ込みどころ多し。一番の突っ込みどころはアベディン救出部隊の無差別発砲。救出する前にジャストミートしたらどうすんの?


と、文句ばかりを書きましたが、ジャンルモノとして捉えず、窃盗団はお笑い兼ヒューマニティー担当と認識し、リュック・ベッソンの*「ヤマカシ」を笑って許せる心の広さを持ち、「無関心、もしくは非寛容にならざるを得ない色んな国内問題があるんだろうなぁ」と思いを馳せ、整合性の無さを逐一独自の理論で修正できる回路、もしくは「映画そのものがフィクション」、「追求するなんて無粋」と切って捨てられる大竹を叩き割ったような性格を持った方にお薦めです。



*ヤマカシ(ストリートパフォーマンス集団ヤマカシの真似をして子供が重症、手術代の為を捻出する為ヤマカシはその身体能力を窃盗に使う。)



良かった所
@弾薬の数が半端じゃない。
A銃、かっこいい。
B敵をゾンピを捉えてみれば、うじゃうじゃ出てきて、うれしい。
Cスズメバチって題の元になるクライマックスの戦い、イケイケ。

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posted by ねこめ〜わく at 01:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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