2006年07月01日

真夜中まで

真夜中まで

 ストーリー   ミニパラ「真夜中まで」引用

 PM10:35銀座のライヴハウス<COTTON TAIL>。ジャズトランペッターの守山(真田広之)にとって今夜は特別な夜だった。憧れのG.P.サリバンが12時のステージを聴きに来るのだ。彼の心を掴めば、日本人として初めてNYの彼のバンドに招かれるかもしれない。屋上で練習をしようと急ぐ彼に、店のオーナー(斎藤晴彦)が客に優しくしてくれと忠告する。ついさっき守山は『月の砂漠』をリクエストした女性(大竹しのぶ)を、ジャズではないと冷たくあしらったのだ。同じ頃、隣の立体駐車場では取引を終えたばかりの南部(岸辺一徳)と大場(國村隼)が外国人クラブの会計係、佐久間(春田純一)にゆすられていた。彼は、南部がたった今クラブから受け取った金をホステスの為に使うと言う。「おい、会計係。いつから福利厚生係になったんだよ!」キレた南部が銃を抜き、はずみで大場が佐久間の腹を刺した!倒れる佐久間。彼はこと切れる瞬間、決定的な物証があることを匂わす意味深な言葉を残す…。その模様をクラブのホステス、リンダ(ミッシェル・リー)が見ていた…。
http://www.minipara.com/movies2001-2nd/mayonaka/



 この後、練習を終えてステージに戻る途中の守山は、大場にナイフを突きつけられているリンダと鉢合わせることとなる。

 ミュージシャンの守山が簡単にヒーローになってしまわないところが面白かったです。間が悪く見てはいけないもの見ちゃった。物騒なモン振り回して女を脅している。そいつ等に脅されていた女が自分の影に隠れちゃった。突き出したら悪い夢見そうだし、なんかそれだけで済みそうにも無いし。

 とりあえず、逃げよう。

 助けた女は、訳ありの中国人ホステスだった。警察に預けてステージに帰ろうとするものの、彼女が首を縦に振らない。その間にもさっきのヤバイ二人に見つかり、追い掛け回される。騒ぎを見つけた警官がヤバイのを呼びとめ、職質する。一安心と思ったら、彼らが警察手帳を取り出した。

 ますます、警察に行く訳にもいかず、彼女のペースに巻き込まれる守山であった。果たして、彼女は無事に生き残れるのか?守山はステージに間に合うのか?


 ジャズが好きな人に薦められる映画かもしれません。題名は名曲『ラウンド・ミッドナイト』から取られています。ストーリーの最初にリクエストされる『月の砂漠』は、映画当初の冷たい守山さんに素気無く断られていますが、リー・モーガンの名盤「ザ・ランプ・ローラー」に収録されてもいる、れっきとしたジャズナンバーです。これは最後への伏線となっています。



 また、この映画は「有頂天ホテル」と同じくらい出演者が豪華です。ほとんどの方がカメオ出演ですが、ワンポイントで良い味を出しています。ネット上には、豪華な出演者が生かされていないとお怒りの方もいらっしゃいましたが、ジャケット一面に彼らの顔を並べている訳でもありませんし、見つけられてラッキー!ぐらいに思った方が人生、楽です。

日本映画データベース 「真夜中まで」キャスト
http://www.jmdb.ne.jp/2001/dy002230.htm


 個人的には面白く、手元に置いておきたい作品ですが、雰囲気を大切にした作品なので、理に重きを置く人には不向きな作品かもしれません。

 全編通し男女が逃げるシーンです。走るは「映画の基本」と言われたりしますが、走る間は物語が進展しません。「映画のぶつ切りになっている」と感じる人もいるでしょう。
また「手馴れた上、なりふり構わない汚職警官の追っ手を何度も振り切れるなんてあり得ない。」と合理性の無さを指摘する人もいると思います。

 けれど、この映画は最初の数分で判るはずですが、一種のお伽噺です。だから、指摘魔さんには向きません。どちらかというと、ストーリーが好みかどうかで見る基準にすべきかと。好みの人間にとっては、このように最大限弁護する、と。
posted by ねこめ〜わく at 16:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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