2007年05月07日

「屁」と「オナラ」

FM802のヒロティ モーニングジャムという番組の中に「語源の旅」というコーナーがある。身近な言葉の語源を紐解く企画なのだが、たまにラジオをつけるとついつい聴き入ってしまう。

本日のお題は「屁」と「オナラ」。

「オナラ」とは「屁」の婉曲表現で、「(音を)鳴らす」から来ているらしい。
つまり、音がならないのが「屁」、なるのが「オナラ」となる。
「すかしっ屁」とか言うもんね。

ここで何の学術的見地にも立てず、考えてみた。同じお尻から出てくるガスでありながら、「屁」には強烈な臭いをイメージし、「オナラ」にはそうも強いイメージを抱かないのか?


零、「屁」=へ。は行は抜ける音なので、強いイメージを抱かない。

一、自発的に吐き出す「オナラ」に較べて、我慢に我慢を重ねた「屁」には圧縮された濃度がある。

二、堪え切れず漏らしてしまう場合でも、ばれないように済まそうとする「屁」には勢いがなく、空気中に分散し難い。知覚してしまった頃には濃いエッセンスのすぐ傍にいる。

三、「オナラ」は発覚するので、周囲の人間に事前に覚悟が生まれる。「その場から離れる」、「鼻をつまむ」等なんらかの対策が講じられる。対して「屁」は無防備な人間を襲う。容赦無く襲う。

四、臭気の薄い、または関知されなかった「屁」は「屁」とカウントされない可能性。我々はここに大きな犯罪を見落とし続けてきたのかもしれない。
posted by ねこめ〜わく at 21:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月06日

ハンニバル・ライジング

ハンニバル・ライジング

「羊たちの沈黙」、「ハンニバル」、「レッド・ドラゴン」と観ているので、なんとなしに映画館に向かいました。内容は闇のヒーロー、ハンニバル・レクター博士誕生秘話です。シリーズを通して登場するのはレクター博士のみですが、本作は幼少期、青年期の彼を描いているので、アンソニー・ホプキンス爺は出てきません。近年たびたび見かける「ビギニングもの」の根底にはハリウッドの深刻なアイデア枯渇がありそうですが、あまり知られていない俳優さんを前面に押し出せるという点に置いて、悪くないものかもしれません。主演のギャスパー・ウリエルは表情が読めず不気味で、どことなくホプキンス翁が演じたレクター博士を想起させます。ストーリーが平坦で、主役の演技にかかる比重の大きな映画ですが、彼が芸達者であることに救われています。「製作側がもう少し想像力を掻き立てるような演出を心掛けてくれたら」と悔やまれます。分かり易さに執着し過ぎた感が。

映画を観てわかること。
「レクター博士が何故カニバニズムに目覚めちゃったのか?」
「トレードマークでもあるオールバックはいつから始めたのか?」
「レクター博士の、多分、初恋」

絵は綺麗。残酷描写もほどほどにありますが、あんまり怖く無いです。思いつく理由は「悪人が悪人をいびり殺しているようにしか見えないから」。復讐モノですが、きっかけになる仕打ちの描かれ方がぼやけています。また、復讐者であるハンニバルに心の揺れがほとんど感じられません。割とメタルブラックです。我々、一般人?にとって彼岸の話なので、「チンタラしてないで、サクっとやっちゃえよ、you!」となります。あんまり怖くありません。

そのほかの面白かったところというと、大げさな日本文化に対する描写でして、すべては劇場にて楽しんで貰いたいところです。「まともに日本文化を表現したら、映画栄えしないよなぁ」と思いつつ、スクリーンに展開されるエキゾチックジャパンに当惑するねこめ〜わくでありました。おそまつ。
posted by ねこめ〜わく at 10:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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