2006年06月11日

村上世彰代表緊急記者会見テキスト起こし

 時機を失した感もありますが、質疑応答に至るまでの25分15秒までの村上世彰氏の記者会見内容をテキスト起こししたのでUPします。日本の証券市場を揺るがした一大事件の中心にいた村上氏が記者会見で何を言ったのか、気になる方は一読してみて下さい。質疑応答後のやりとりは記者の声が聞き取りにくかったので、そちらはテキスト起こししていません。なお、読み易さのために話し出す際の「え」や「えー」という言葉は無視しました。句読点や改行はこちらで付けました。誤字・脱字などありましたら、ご指摘下さい。



村上世彰代表緊急記者会見

【司会】

 それでは幹事のお許しが出ましたので、ただいまより村上世彰の会見を始めさせて頂きます。どうぞ宜しくお願い致します。


【村上世彰】

 村上でございます。今回このような場に、多くの方にお集まり頂きまして、本当に申し訳ございません。今日、今、ニッポン放送のインサイダー問題というものが、話がありますので、そのお話をきちっとさせて頂いて、かつ、阪急さんと阪神の問題、かつ、あと、当社のファンドその他のお話をさせて頂ければと思っています。

 まず冒頭、今回のインサイダーの問題について、多大な、皆様にご迷惑をおかけしたことを、心から深くお詫び申し上げたいと思います。申し訳ございません。

 ただ、きちっと中身の話もするのが私の筋だと思っております。今日、本当に、こういう場で、逆に皆様、もの凄く取材がし難い状況だったかもしれません。私、今日、この場をもって東京証券取引所の会見というものは、最後にしたいというふうに自分の心の中で決めて参りましたので、やはり僕が、一生懸命ありうべき姿を追求しようと思っていた証券取引所のこの兜クラブで、皆様にお話をさせてもらうのがいいのではないかという無理をお願いして、今日、ちょっと場が引ける前に来ちゃいましたけれども、場が、前場が引けた後に、11時に設定させて頂いて、このような所でですね、皆様、本当に、ちょっと取材しにくい場所になっちゃったかもしれませんけれども、これも私の方から深くお詫び申し上げて、これ僕の我儘でございます。この場で是非、お話をすることが私の責務だろうと、それから皆様にもですね、取材の時に「やめてくれ」「道路ではやめてくれ」と申し上げてたけれども、やはり、今日この場では、きちっと皆様のご質問をお受けして、もしくは、皆様のご批判もお受けして、答えるのが私がやってきた責務ではないかというふうに、昨日、自分の中で考え、今日この場を設定させて頂いておりますので、誠心誠意、皆様からのご質問、皆様からのご意見、お答えして参りたいと思いますので、2、30分の間、私のお話を聞いて頂きまして、かつ、皆様のご質問、その後お受けさせて頂こうと思います。どうぞ宜しくお願い致します。

 ここで大丈夫ですか。テレビの方、大丈夫ですか。じゃあ、話を始めさせて頂きたいと思います。


 先ず、今回の事件についてインサイダー疑惑ということで報道がされてますが、一体何をおっしゃっているのかというのは、最初、私にとっても寝耳に水っていうか、何が僕達が、そんな疑惑に絡むんだろうというのは、全く何のことをおっしゃっているか解りませんでした。ただ、途中で、色々、5月の中旬ぐらいから、検察の方、もしくは取調べ、もしくは証券会社に調査に入られたことを聞くと、どうもライブドアの方々が、2004年の後半、年末にかけて、私どもの所に、「ニッポン放送が欲しいんだ」「ニッポン放送いいな」ということを、お話になったのが、私にとって、私どもにとってのインサイダーじゃないかという、そういう疑念でありました。僕は、本当に何を言っているか、最初、解らなかった。なぜならば、私どもは、ライブドアさんが一杯買いたいからニッポン放送の株を買っていた訳ではありません。これは検察も完全に認めて頂いてます。僕達は当時、フジテレビ・ニッポン放送間の資本政策を如何にしたら直せるか、それについては私どもが、ある程度の議決権を持って、ありうべき姿をきちんと株主として、申し上げていくのがいいのではないか。ただ、その点について、私は2004年の後半、一生懸命やってました。そして、2004年の1月17日、フジテレビが100%公開買い付けをして頂いた時、私は本当に涙が出るほど嬉しかった。日枝さんにその場で電話をして「本当にありがとうございます」と。4時だったです。憶えてます。「本当にありがとうございます」と、電話をしたのを憶えてます。

 ただ、時系列的に申し上げますと、9月の15日に、私が堀江さんと宮内さん、ライブドアの堀江さんと宮内さんにお会いして、「ニッポン放送さんはいいよ」と「僕が一生懸命こうやって株を買うから、貴方も少し買ってくれると嬉しいな」と。要するに、自分の考えに共鳴してくれる人が、少しでも株を持ってくれると嬉しかった。そういう状況でありました。それに対して、ライブドア側からですね、11月8日に、宮内さん、堀江さん、それ以外の方も数名いらっしゃって、「いや〜、村上さんいいですね、欲しいですね、経営権取得できたらいいですね、僕らも一杯お金ちゃんと準備しますから、どうですかね」というようなお話がありました。こんな失礼なことを言ってはいけないかもしれませんけれども、やはり、特に、宮内さん。僕、決して宮内さんのこと恨んではおりません。でも、やっぱり、こう「そら行け〜」「やれ行け〜」っていうタイプの方なんで「まぁ、あんまり実現可能性のある話をしてられないなぁ」と思って、全く自分の中では「へぇ〜、そんな欲しいんだ〜」「全部欲しいんだ〜」っていうことで頭の中にありました。それで、そっから2ヶ月間、そのアプローチはありませんでした。

 その後、1月6日に堀江さん、宮内さん、その他の財務関係の方がいらっしゃって、「もし、ニッポン放送を公開買い付けすると如何ですか、村上さん協力して頂けますか」というお話が1月6日にありましたんで、「貴方達にそんなことできるの?」と。「僕はもう既に18.何%を持ってるから、1%でも2%でもいいから買ってくれれば、本当にフジテレビがニッポン放送の資本政策を見直せなかった時、一緒に株主として考えて、そして、その結果、コンテンツとして利用して、利用できるものについてあれば、一緒に考えようよ」「でもね、村上さん、経営権が欲しいんですよね」っていうのは、確かに彼らは言ってました。そういうふうに。これが今回の疑惑なんです。実は私は、1月の後半にかけて、ニッポン放送の株は大量に、堀江さんたちが発表する前にもう売り払っていたんです。大量にっていうか、まぁ、そんな大量でもないですけど、数十万、あの、何万株というオーダーで売ってたんですけれども、それは、1月28日の時点からはですね、それ以降もうち売ったり買ったりしてたんですけれども、1月28日の時点に、熊谷さんから、ライブドアの熊谷さんから当時電話があってですね、「外人の持っている人達の状況を、あの、教えてくれませんか」ということを、「やっぱり、場合によっては外人の株を買いたいんです」連絡あったので、1月18日以降、私どもはライブドアの株をストックしました。これは、うちのインサイダーマニュアルチェック、コンプライアンスチェックにおいて、ライブドアの株をストックしました。

 ただ、今回、検察当局がおっしゃるには、「村上さんはライブドアがどこまで本気で、一生懸命買うか、絶対にニッポン放送を買うかは別にして、11月8日に宮内さんが『行きましょうよ』と声かけたでしょ」と。「1月6日に『もしできたら公開買い付けしたいんですけど』と言ったでしょ」と。「それを聞くのが」、これもの凄く難しいんで、後で自分自身の紙をですね、僕の個人の名前でホームページにアップしとこうと思いますんで、それをご参考にして頂ければいいと思うんですけれども、「それが5%以上買い集めることについての準備に当たるんです」と。「そんな馬鹿な」と当初は僕も思いました。そんなことで僕は株を買っていたのではない。それは検察当局も、僕が一生懸命、例えば、もしフジテレビがそうならなかった時、来年の株主総会に向けて、どういう取締役構成になるのか。当時は自民党の方も、民主党の方も一人ずつ入って頂いて、「ある意味で放送局っていうのはフェアにできることはないか」っていうことまで言って、取締役をお願いしてたんです。その時にあんまりライブドアの話は頭になかったんです。ただ、2日間、僕、検察当局とガンガンやり合いました。

 ただ、検察当局のロジックもあるんです。「村上さんは、そのライブドアの動きを元に儲けようと思ったんじゃないけれども、宮内さんが『そら行け〜、やれ行け〜、ニッポン放送だ』って言うのを聞いちゃったでしょ」と。聞いちゃったと言われれば、聞いちゃっているんですよね。で、それを本当に、この証取法の167条や168条にかかるんだろうか、と。自分の中でも何回も何回も繰り返し、考えてみました。ただ、構成要件っていう、これ私も法律をやってきた人間です。構成要件っていうことを考えると、かかるかもしれないし、かからないかもしれない。裁判で争って、絶対にかからないということもありますが、これは裁判上の解釈の問題だけなんです。法律の解釈の問題だけなんです。それに基づいて、うちのファンド、もしくは、うちがやってきたこと、これが2年間、たぶん裁判になれば2年間になります。2年間かけてですね、ずっと争い続けることが、僕が大切にしてきたオフィスとか、自分の一緒に働いている人とか、そういう方々にとって、もしくは、僕に期待して投資をして頂いてくれているファンドの方にとって、僕が泥塗れになりながら、2年間訴訟闘争をやることが、本当にいいのかどうか。これを自分の中で数日間考えました。その結果、昨日に至って、私は「検事さんのおっしゃる通り、それも構成要件の一つかもしれない」と。

 事実、11月8日、宮内さんが「やりましょうよ」っていう、宮内さんこうやって最後バタっとこう机にやって、「宜しくお願いします」と頭を下げられるんですよね。それ、確かにあった。あの宮内さんのポーズって、やっぱり僕、絵が頭の中に残るもんですから、確かにあったんで、それをやられたのは1月6日です。私どもは決して、そのライブドアがそうやることによって株を儲けようと思ったのではない。これは調書にも書いてあります。そうではない、と。「しかし、貴方は知ってしまった」。私は悩みました。私は、この証券市場の中で、プロ中のプロと自分を自認しております。プロ中のプロが、そういう法律を、万が一でも、犯していいものかどうか。それについて自分の中で悩んだ結果ですね、これはやっぱり自分にとってもミステイクがある、と。俺はミステイクはない、俺は知らないっていうよりも、やっぱり、その自分が把握しなかったこと、自分が本当に買いたいと思って、たまたま堀江さんがそう言ったとしても、それは私がやってきたフェアネスの中で、止めなきゃいけなかったことではないか、というふうに自分の中で思い至りまして、私の方から「検事さんのおっしゃる通りかもしれない」と、そうであれば、これは私がプロ中のプロとして、認識が甘かったものについては、私自身が罪を認め、私自身がそれを甘んじて受けるのが、これは私のやるべきことではないか、というふうに判断を致しました。

 ということで、昨日の夜、私は検事さんの調書に、その部分について、サインをしました。その部分について、サインをしたということは、私は証取法の167条に基づくものについて、5%以上買い進めることの準備を、知って買った訳じゃないんです、聞いちゃってるっていうことなんですね。自分の中では、これ本当に、「罪を認めた人間が、お前、それでいいのか」って言われるかもしれませんが、自分の中では本当に、その感覚がなかった。感覚がなかったんだけれども、現実問題やったことについては、これは自分自身、罪を認め、反省をする必要はある。これは自分の生き方に、そうしなきゃ反する。ということで、昨日、私はその調書にサインをしましたので、私自身が起訴されることは、ほぼ間違いがない、というふうに思っています。それがどのようなやり方になるのか、これは検察当局のお考え次第でございますんで、これにつきましては、きちんと言われた通りやっていくのが僕の務めかなぁというふうに思います。この件、私自身がですね、やはり、残念ながら、罪を犯そうという訳じゃなかったけれども、聞いてしまったということについてですね、この証取法、自分がプロ中のプロであると思っていた人間がですね、犯してしまったこと、本当に深くお詫び申し上げます。申し訳ございませんでした。でも、それは仕方がない。仕方がないことはやっぱり自分で認める。これはやっぱり自分の生き方にもそう思いますんで、ただ、後で、自分が考えていたこと、これも皆様に少し、お話をして、させて頂くチャンスを、与えて頂きたく思います。


 二つ目であります。阪神・阪急の問題について、お話をさせて頂きたいと思います。昨年の10月以降、阪神の株を、大量に取得をさせて頂きました。その当初から、私は「私鉄同士の再編はないのか」ということを、ずっと言って参りました。これは丁度、さっきのライブドアと同じ時期、私は堤義明さんにお目にかかり、西武鉄道というものを買いたかった。ファイナンスも一生懸命つけてた。そういう意味で、その時に西武鉄道の問題を徹底して勉強した結果、「いや、阪神はいいな」ということを思いつき、阪神電鉄の株について買うことを検討した訳であります。そして、私自身、中学校・高校時代、阪神電鉄をずっと利用さして頂きまして、非常に安全性にも長けた、いい会社だと思ってました。ただ、「こんな短い会社でいいのかなぁ」と「色んなとこと提携がないのかなぁ」と。私自身が最初にご提案を申し上げたのは、京阪・近鉄でございます。近鉄とは、路線が繋がる。京阪とは、中ノ島から西九条の間、僅か数キロ繋がれば、一挙に京都から姫路まで行ける。そういう状況の中でご提案申し上げました。その間、阪神さんも年明け以降、真剣に検討頂き、当初は京阪、そして阪急ということがありました。

 ただ、最後に阪急に会った時に、私自身の気持ちの中にあったのは、あまりに拙速ではないかと、本当に京阪じゃなくて阪急がいいのか、それ以外の選択肢はないのかということについて、私自身、「ちょっとこれは拙速かな」というふうな思いがあり、激しく、四月の末以降、交渉をして参りました。後でこれは、阪急の経営者の方、もしくはアドバイザーの方、阪神の経営者、アドバイザーの方にお聞き頂ければいいと思いますけれども、単に価格交渉をしていたのではなくて、阪急、京阪がどのように統合するか、どうなるべきか、それ以外の選択肢はないのか、そういうことを真剣に検討をしていた訳であります。本当はもっと検討したいという気持ちもあります。しかし、今回、このような状況に至り、当方のファンドも色々考え、しかも、阪神さんと阪急さんが日本で初めて私鉄の大再編をやって頂くということでありますので、この統合に向けて、当方は最大限の、出来る限りの協力、ファンドの株を、阪急さんのTOBに基本的には応じるという方向で検討したく、その結果、当方が提案しておりました、株主提案その他につきましては、本日をもって提案を取り下げるということに致しました。

 ただ、残念なのは、こんな中でこんなことを言うのはあれかもしれませんけれども、阪急さんの統合効果というのは、未だに僕はよく解らない。本当は、阪急さんにずっとお願いしていたのは「統合したらここまで良くなる、ここまで良くなるから、それをコミットメントに挙げる、そのコミットメントが実現しなかったら、会社のトップとして辞めるということを盛り込んでくれ」というのをずっと言ってた。でも、これは実現しなかった。で、それを未だに言ってたけれども、残念ながら今回こういう話があり、自分として責任を取らなければいけない。ファンドとしても、どういうやり方が一番いいのかと考えた結果、阪急さんの公開買い付けに基本的に応じるということを決めました。ただ、私どもはもう殆ど株主でなくなるかもしれないけれども、一時期、本当に阪神の株を大量取得させて頂いた人間としては、いつか数年経って「統合してて良かったな」と言って頂けると、非常に嬉しいなというふうに思う訳であります。


 三つ目でございますけれども、私どものファンドおよび私自身の今後の身の振り方ということについて、お話をしたいと思います。私、この世界に7年前に、役所を辞めて飛び込みまして、皆さんにどんな言い方をされようと、やっぱり、この株式市場を真っ当にし、生きていく人間というふうに思ってます。それは今回の件でどんなご批判を受けても構わない。それは僕が悪い。ルールを犯した訳ですから。その私が、この証取法という、証券取引の憲法というような法律を、犯してしまった以上、この世界に私が引き続きいるのは、私はやっぱりおかしいと思う。ということで、私は、基本的に、今日をもってこの世界からは身を引くというふうに考えた訳であります。ただ、皆様に対するお願い事、もしくは私どもを可愛がって頂いた人に対するお願い事としては、私、結構、自分を頼ってくれる人間を、一杯、自分の組織の中に集めました。もの凄く優秀な人間もいる。それから、やっぱり自分が唱えていたコーポレートガバナンスというものに共鳴して、集まってくれた人間は一杯いる。私にとっては、そういう人達ってのは、凄く凄く自分にとって大切な方。もしくはプレスの方でも、自分と同じ考えを持って、やっぱりありうべき株式市場の姿を追求して頂いた方は一杯いる。それから私の所にですね、野村證券の方、もしくは日興シティーの方を中心に、一杯、僕の考え方に共鳴してくれて、M&Aの世界の方が、結構、十数人集まってくれている。で、私はこの自分が考えた世界の人達にはですね、引き続き頑張ってやって欲しいという気持ちを凄く強く持ってます。

 私は、今日、この場で身を引こうと思いますし、どういう手続ができるか判りませんけれども、私の持っていた会社は、もし、うちの従業員達が引き続きやって頂けるということであれば、株も含めて全部譲る、というふうに思っています。それから、一部報道でもありましたけれども、ファンドについては、当面、私自身はもうファンドからは身を去る訳でありますけれども、一部の主要人物はきっちり残って頂けると思ってますので、その者を中心に、さらにシンガポールに拠点を移しておりますので、そこで証券、証券の売買ということができますので、中心にやっていければなぁ、と思っています。そういう意味では阪神さんに助けられたって言いますか、うちのファンド、たぶん阪神の株を売ることによって、まぁ、1800億ぐらいの、たぶん、1800億ぐらいのお金が入ってきますので、たぶん、うちのファンド自体はもう、現在、ファンドとしては本当に情けないことに、キャッシュマウンテンのファンドになってしまうと思います。それ以後、今年もマーケットが良かったので、あんまりお金を使っていないこともありましたから、4000億のうちの2/3ぐらいは現金であると思うので、今これ、内部で相談しておりますけれども、「今回、お前がこんな罪を犯したから、俺はもう出て行くんだ」という投資家の方がいたら、私、どういうふうに罪を償えばいいのか、ちょっと現在のところ判りませんが、罪を償っている途中、もしくは、罪を償い終えた後でもですね、私はもうファンドに携わる者ではありませんが、ファンドに入れて頂いた方には一軒一軒、自分のやってきたことを、もしくは、今後、若い人達を中心に、どういうふうにファンドを運営していくかということをご説明に上がって、引き続き、もう村上っていう名は二度と出ないと思いますけれども、そのファンドにお金を預け、そして、皆さんにも結構、怒られました。「お前が7年前に言ってきたことと違うじゃないか」と。「一杯儲けるだけじゃないか」、かもしれない。でも、やっぱりコーポレートガバナンスっていうことを、僕は最初っから要望してきた訳ですから、そのコーポレートガバナンスの僕の志を継いでやって頂ける人達に、引き続き、お金集めて、お金を運用させて頂いて、この国の企業の在り方を、私を信頼して頂いた若い人に託したい、というのが私の気持ちであります。

 私は、罪を犯してしまった。プロ中のプロとして、憲法を破ってしまった。私はきちっと身を引こうと思います。ただ、うちの会社の人間は、そんなこと、宮内さんが言ったようなこと、誰も聞いてない。それで、組織が滅びるというのは、自分としては許し難いことでありますので、これは、うちの従業員の皆にもきちっと謝って、引き続き、僕がいなくなっても、やって欲しいという気持ちを伝え、勿論、僕がいなくなった後、どこまでできるか判りません。ただ、M&Aの世界では、今でも数件、アドバイザーの仕事を請け負ってます。僕がいなくともできる。それから、トレーディングの仕事もシンガポールで、僕がいなくてもできる。それを僕は引き継いで欲しいな、というのが私の気持ちであります。自分自身は、このように罪を償わなければならない身になりましたけれども、何とか皆様にもご理解を頂いて、名前も当社変わっちゃうかもしれませんけれども、ある意味でコーポレートガバナンスをきちんと実行するファンドであり、かつ、色んな企業の再編に関与できる、M&Aのアドバイザーもできる会社、それが日本に残りますから、ご支援頂けるとありがたいと思います。以上でございます。ありがとうございました。

【25:15】
posted by ねこめ〜わく at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 事件 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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