2006年07月10日

M:I:V(ミッション:インポッシブル3)

 M:I:V(ミッション:インポッシブル3)

 
ストーリー  パンフレットから引用

 今は第一線を離れて教官として日々を送る*IMFのエージェント、イーサン・ハントは、恋人ジュリアとの婚約パーティーの途中で突如ミッションの依頼を受ける。ブラックマーケットの商人、オーウェン・ディヴィアンの監視任務にあたっていたイーサンの元訓練生、リンジーが拘束されたという。エージェントのルーサー、デクラン、ゼーンと共に、リンジー救出作戦を開始するイーサン。敵との激しい攻防の末、イーサンは何とかリンジーを救出するが、リンジーの脳に埋め込まれた小型時限爆弾の作動停止に失敗し、その命を救うことができなかった。
監禁場所から押収したラップトップPCから、ローマでディヴィアンの取引が行なわれることが判読され、イーサンはディヴィアンを拘束すべくルーサーたちと共にバチカンに向かう。だが、イーサンが自分に課したその“ミッション”は、イーサンの真実の姿を知らないジュリアの身を危険にさらすことになるのだった。ディヴィアンの周囲に飛び交うコードネーム、“ラビットフット”とは?そしてリンジーが秘かにイーサンに当てたマイクロドットに隠されたメッセージの内容は?ローマ・バチカンでのミッションが進むにつれ、やがてイーサン自身もこれまでになかった絶体絶命のピンチに陥ってゆく――。


 *IMF=International Monetary Fund(国際通貨基金)ではなくて、Impossible Mission Force。exciteな翻訳でだいたいの意味を取ってみる。不可能任務軍。お見事。



 導入部はわりとスローテンポですが、スイッチが入るとつるべ落としのようなアクションが目白押しです。また、前2作に較べるとドラマタッチです。「24(トゥエンティ・フォー)」に通じるような作風で、主人公の苦悩が強く描かれています。展開がガラリと変わる箇所もあり、その点も「24」に通じます。話の粗に目がいってしまうところも。

 この映画は大きくお金が掛かっているのですが、テレビドラマのように見えます。これだけお金が掛かっているのに、テレビドラマっぽい。何故だろう?

 ぼんやりと思うことは「この作品がとても分かりやすい」ということです。本作では一箇所だけ、意図的に説明されない部分があるのですが、基本的にはすべての問いに対し、答えが用意されています。意図が分からないものが出てこない。

 このことは「図らずも見てしまう可能性があるテレビ」と「意図的に劇場まで足を運ばないと目にする機会が無い映画」との違いなのかもしれません。テレビの方が敷居が低い分、丁寧な説明を必要とするのかなぁ?と。

 本作は、大変迫力があり、作りこみも丁寧で、そつが無く、アクション映画としたら十分に及第点は超える作品です。これ以上のアクションはなかなか見当たらない。これほど大画面に見合う映画も少ないことでしょう。劇場でハラハラしたい人にはもってこいです。金額分以上に充分楽しめます。

 ただ、映画好きとしましては、何か物足りなさを感じる。作品が解説されすぎているからかなぁ?サッパリしていて、あんまり余韻が無いのです。鑑賞中のインパクトと劇場を後にして残る印象のギャップが激しすぎるので、そう思うだけかもしれません。

 ディヴィアン役のフィリップ・シーモア・ホフマンはやっぱり凄い役者さんです。怖い。かっこいい。得たいの知れなさはさすがオスカー俳優。後期マーロン・ブランドを継承するのは彼しかいない。と、思います。

 トム・クルーズは今回も全力疾走。映画「コラテラル」の時も殺し屋なのに、自身の足をいかんなく発揮しておりましたが、今回も歯を噛み締めて、手足を大きく振り、全力で自身の限界に挑んでいます。

 このシリーズを1〜3と観て、分かったこと、思ったこと。
IMFのメンバーの基本ユニットは4人。
トム・クルーズ以外のメンツは目立たない後方支援。
主役以外の役でシリーズを通して出てくるのはルーサーのみ。
1のルーサー役ヴィング・レイムスが唯一、トム様を喰っているが、その後の作品ではお得意の笑顔を見せない。目立たない。(印象が薄いので、2,3のルーサーは別人が演じていると思っていました。1のルーサーだけがよく笑うから、彼だけは実のところマイケル・クラーク・ダンカンではないかと。)
Googleイメージ「マイケル・クラーク・ダンカン」
http://images.google.co.jp/images?q=%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%B1%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%83%80%E3%83%B3%E3%82%AB%E3%83%B3&hl=ja&btnG=%E3%82%A4%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%B8%E6%A4%9C%E7%B4%A2

 パンフレットは上品な作りの為、僕のような下世話な人間には少々物足りないものでしたが、一箇所だけ面白かったところがあります。それは監督のJ.J.エイブラムスがインタビュー。「この作品で一番怖かったところ」と聞かれて、トムがスタント無しで行なったアクションシーンを上げています。トムのプロ意識の表れなんだけど、監督としては、生きた心地がしないだろうな、と。
posted by ねこめ〜わく at 23:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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